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肥満・メタボ– category –
お腹まわりが気になる、健康診断で「メタボ予備軍」と言われた――そんな方はいませんか?
肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、放っておくと高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病を引き起こし、心臓病や脳卒中など命に関わる病気のリスクを高めてしまいます。
でも、過度なダイエットは必要ありません。大切なのは、自分にとっての“適正体重”を知り、それに近づけていくこと。体重が5%減るだけでも、血糖値や血圧、脂質の数値が改善するケースも多く見られます。
肥満やメタボのしくみ、適正体重の考え方、そして今日からできる生活習慣の見直し方法について、わかりやすくご紹介します。
「無理なく、少しずつ」――あなたの健康のために、一緒に取り組んでいきましょう。
メタボリックドミノを進めない!
生活習慣病の出現は、『メタボリックドミノ』が倒れ始めていることを意味します。下の図のように次々とドミノが倒れていくと、生活や生命を制限するような大きな問題が生じる可能性が高まります。

生活習慣病を指摘されたら、ドミノを止めるべく習慣の見直しと適切な評価・治療を受けましょう。
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