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いびきの検査があるって知っていますか?

ご家族やパートナーから「いびきがひどいよ」と言われたことはありませんか?

実は、いびきは睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気のサインかもしれません。中には無呼吸を繰り返すことで、日中の眠気、高血圧、心臓病などに繋がるケースもあります。

自覚がなくても、検査をすることで早期発見・早期対策が可能です。まずは、ご自宅でできる簡単な検査から始めてみませんか?

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自宅でできる検査があります!

病院に行くのはちょっと面倒…そんな方にも安心です。

現在は、専門の機器を使って自宅でできる「簡易検査」があります。寝ている間の呼吸やいびきの状態を調べることで、病気のリスクを簡単にチェック可能です。

自宅ならいつもの環境でリラックスして検査を受けられるのもポイントです。気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。

いびきの簡易検査の流れ

  • 医師の診察:症状などの確認(オンライン診療 可)
  • 検査機器をご自宅に配送:ご自宅で2晩装着し、送り返していただきます。
  • 結果説明と治療のご案内:約3週間後(オンライン診療 可)

小型の装置を指や鼻に装着して眠るだけ。負担の少ない検査です。

こんな方は、一度検査をおすすめします

  • いびきをよく指摘される
  • 寝ているときに「呼吸が止まっていた」と言われた
  • 日中、強い眠気や集中力の低下を感じる
  • 朝起きたとき、頭痛やだるさがある
  • 高血圧や不整脈がある

睡眠時無呼吸症候群には、軽症・中等症・重症といった程度があり、症状の重さに応じて治療の方法も変わってきます。
生活習慣の見直しだけで改善する場合もあれば、専用の機器(CPAP)による治療が必要になることもあります。

一人ひとりに合った対策が大切ですので、まずは状態を知ることから始めましょう。「たかがいびき」と思わずに、気になる方はお気軽にご相談ください。

治療方針を決める検査

睡眠時無呼吸症候群にはいくつかの治療方法があります。特に重症の睡眠時無呼吸症候群がある場合、CPAP治療が適応になります。

どの治療方法の選択のために下記のような流れで検査が行われます。

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睡眠時無呼吸を疑う

いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状が疑われた場合、まずは問診を行います。

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まず簡易検査でスクリーニング

スクリーニング検査として「簡易検査」を行います。睡眠中の呼吸の状態を測定し、REI(無呼吸・低呼吸の回数)という指標で評価します。自宅での検査が可能です。

睡眠中の呼吸の状態を測定し、REI(無呼吸・低呼吸の回数)という指標で評価します。

REIが5未満であれば睡眠時無呼吸はありません。
REIが40以上だった場合は、そのままCPAP治療が適応になります。

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REIが40未満だが、睡眠時無呼吸を疑うときは睡眠ポリグラフ検査

REIが40未満で、睡眠時無呼吸症候群による問題があると判断される場合は、睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行い治療方針を決めます。

PSG検査は医療機関で一晩入院して行う検査で、脳波・呼吸・酸素濃度・心拍数などを詳細に記録します。
この検査で得られるAHI(1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)が20以上であれば、CPAP治療の適応となります

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AHI 20未満(またはREI 40未満)

一方で、軽症〜中等症(AHIが5〜20未満)の方には、スリープスプリント(マウスピース)などの治療が選択されることもあります。

治療方針は、検査結果や生活スタイルに応じて個別に決めていきますので、まずは検査から始めてみましょう。

簡易検査と睡眠ポリグラフ検査の比較

簡易モニター検査睡眠ポリグラフ検査
検査する場所自宅原則、入院
わかること無呼吸の回数・酸素飽和度・いびき簡易モニター検査に加えて、無呼吸の原因(閉塞性・中枢性)、脳波、心電図など
適応睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング睡眠時無呼吸症候群の確定診断と方針の決定
呼吸イベント指数REIAHI
重症度
 - 正常5未満5未満
 - 重症30以上30以上
 - CPAP適応40以上20以上
費用約2,700円
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